猛暑日が続く日本の夏。
「服選びひとつで暑さが全然違う」ことをご存じですか?
元アパレル店長として、
本当に涼しく感じる服の条件を
素材・形・色・着こなし別にわかりやすく解説します。
夏でも涼しい服の選び方【元アパレル店長が徹底解説】
夏に涼しい服とは?【一覧表】
| 涼しい理由 | 特徴 |
|---|---|
| 通気性が良い | 風が抜けやすい素材・織り |
| 吸湿・速乾 | 汗をすぐ吸ってすぐ乾く |
| 色が明るい | 熱を吸収しにくい |
| 肌に張り付かない | さらっとした質感 |
1. 夏に涼しい素材【元店長のおすすめ順】
① リネン(麻)
最強の通気性。汗を吸ってすぐ乾く。
夏の涼しい素材 No.1。
- 風が通る
- サラッとしている
- 自然なシワ感がおしゃれ
- 汗ジミが目立ちにくい
② コットン(綿)
肌触りが良く、吸水性も高い。
- 通気性バランスが良い
- 汗を吸ってくれる
- Tシャツはコットンが基本
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③ レーヨン(ビスコース)
落ち感があり、ひんやりしやすい。
- 肌にまとわりつかない
- 風に揺れる涼しさ
- テロっとした落ち感で細見え
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④ ポリエステル(吸汗速乾タイプ)
“スポーツ用”など機能繊維は夏に強い。
- 汗を吸ってすぐ乾く
- カビ・臭いがつきにくい
- シワになりにくい
⑤ シアー素材(透け感系)
夏トレンドの代表格。
- シフォン
- オーガンジー
- レース
など。
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2. 夏に避けたい素材
■ ナイロン
熱がこもりやすい。
■ 厚手コットン
重く、汗が乾きにくい。
■ ポリウレタン多め(伸縮素材)
汗でベタつきやすい。
3. 涼しく見える“シルエット”の選び方
① 体のラインに張り付かない形
- ストレートワンピ
- ゆるめのTシャツ
- ワイドパンツ
② 腕・足を程よく出す
- ノースリーブ
- 半袖Tシャツ
- ひざ下スカート
肌の露出=熱が逃げやすくなる。
③ 風が抜けるデザイン
- フレアスカート
- プリーツ
- ドルマン袖
4. 夏に涼しい“色”の選び方
■ 白・ライトグレー・ベージュ
→ 太陽光を反射するため涼しい。
■ 黒は涼しくないが“引き締まる”
使う場合は、
- シアー素材
- ノースリーブ
- 風の通る形
で夏向けに。
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5. アイテム別“夏に本当に涼しい服”
① Tシャツ
- コットン100%
- 薄手
- 首の詰まりすぎないクルーネック
- 白・ライトグレー
② ブラウス
- シアー素材
- コットンブロード
- リネン混
③ ワンピース
- Iラインorストレート
- リネン・レーヨン
- ノースリーブ or フレンチスリーブ
④ パンツ
- リネンワイドパンツ
- 冷感素材のテーパード
- ストレッチ少なめ
⑤ スカート
- プリーツ
- Aライン
- シフォンスカート
6. 夏の暑さ対策(着こなし技)
✔ インナーは“吸汗速乾”
汗がこもらず快適。
✔ ベルトは細いもの
太いベルトは熱を溜める。
✔ バッグは小さめが楽
大きいバッグ → 脇汗がつきやすい。
✔ 髪をまとめるだけで涼しい
首回りが熱くなりにくい。
7. “涼しいのに細見え”する組み合わせ
■ 白Tシャツ × 黒ワイドパンツ
→ 涼しい × 痩せ見え
■ リネンシャツ × Iラインスカート
→ 大人の夏コーデ
■ シアーブラウス × カーキパンツ
→ 軽さと抜け感がある
まとめ:夏に涼しい服は“素材×形×色”で決まる
- 涼しい素材:リネン・コットン・レーヨン・吸汗速乾
- 涼しい形:風が抜ける・ゆとりがある
- 涼しい色:白・ライトカラー
夏のコーデは「軽さ」「通気性」「吸湿性」が最重要。
素材を変えるだけで、体感温度は大きく変わります。









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