
この記事は、アパレル歴20年の店長経験者が詳しく解説しています。【筆者プロフィール】
「マフラーを巻くと野暮ったく見える」
「巻き方がわからず毎年同じ」
「もっとおしゃれに見える方法が知りたい」
冬のマフラーは便利な防寒アイテムですが、巻き方・素材・アウターとのバランス次第で“垢抜ける or 野暮ったい” が大きく分かれるポイントです。
そこでこの記事では元アパレル店長として、マフラーの巻き方で垢抜けるコツと、今日から使える簡単テクをまとめます。
- マフラーが垢抜けない主な原因(ありがちな失敗パターン)
- 首元が重たく見えない「巻き方の基本ルール」
- すぐ真似できる垢抜け巻き(ワンループ/片結び/前垂らし)
- アウターの襟とマフラーの“相性が良い組み合わせ・悪い組み合わせ”
- 垢抜ける素材・避けたい素材(見た目と扱いやすさ)
- 色選びのコツ(黒・ネイビー・グレーのアウター別)
- NG例→OK例で、改善ポイントを具体的に理解できる
尚、「巻き方以前にそもそも似合ってない気がする…」という人は、原因の切り分けを先にしておくと早いです。
マフラーが垢抜けない主な原因
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 巻き方が重たすぎる | 首元にボリュームが集まり野暮ったく見える |
| アウターとの相性が悪い | 襟の形とマフラーの厚さが合っていない |
| 素材・色が冬服とケンカしている | 柄や質感によって一気に古く見える |
| 長さが合っていない | 短すぎる・長すぎるとバランスが崩れる |
| 巻かずに“かけるだけ”が雑に見える | 意図していないと手抜き感に見える |
どれを直せばいいか迷う人は、“垢抜けない原因の全体像”から順に潰すと迷子になりません。
それでは、ここから原因別に詳しく解説します。
1. 巻き方が重たすぎると一気に野暮ったい
冬は厚手のニットやコートで首元にボリュームが出ます。
そこに重めの巻き方をすると“もっさり見え”の原因に。
✔ 垢抜ける巻き方のポイント
- 空気感を作る(ふわっと巻く)
- 首を完全に埋めない
- 前にボリュームを集めすぎない
✔ 垢抜ける代表的な巻き方
- ワンループ
- 片結び(片側を長くして縦ラインを強調)
- 前垂らし(コートとの相性が良い)
ワンループや片結びでもしっくり来ない場合は、巻き方より“顔まわりの見え方”が原因のことも多いです。
2. アウターの襟とマフラーの相性が悪い
マフラーが合わない最大の原因がこれ。
“襟の形 × マフラーの太さ”の組み合わせで印象が大きく変わります。
✔ 合わせやすい組み合わせ
- ノーカラーコート × ふんわりマフラー
- チェスターコート × ワンループ
- ダウン × すっきり巻き(ボリュームを抑える)
ダウンがもこもこして見える人は、マフラー以前に“ダウン側の膨らみ”が原因になっているケースもあります。
✔ 合わせにくい組み合わせ
- ボリューム襟 × ボリュームマフラー
- ファー襟 × 柄マフラー(情報過多)
マフラーだけでなく“スカーフ”でも同じ失敗が起きやすいので、首元小物の相性で迷う人はここも参考になります。
3. 素材・色の選び方で印象が変わる
マフラーは顔の近くにくるため、素材や色の違和感が出やすい部分です。
✔ 垢抜ける素材
- ウール(高見え・暖かい)
- カシミヤ(軽い・上品)
- シルク混(光沢で華やぐ)
✔ 避けたい素材
- 安価な起毛素材(毛玉が目立つ)
- 極端に厚手の素材(もっさり見え)
起毛系は“暖かいけど毛玉・劣化が目立つ”素材でもあるので、扱い方もセットで知っておくと安心です。
また、毛玉が出ると一気に“古く見える”ので、コートや小物も含めて毛玉対策の基本を押さえると失敗が減ります。
✔ 色選びのポイント
- 黒コート → ベージュ・白・グレーが映える
- ネイビー → キャメル・ボルドー
- グレー → ほぼ何色でも合う万能
黒アウターで重く見える人は、マフラーの色以前に“黒コーデ全体の組み方”で改善できることが多いです。
また、色を足したつもりが“チグハグ”になる人は、まず色数を3つに絞るだけで一気に整います。
4. 長さが合っていないと“バランスが崩れる”
マフラーは長さが命です。
✔ NG
- 短すぎて1周できない
- 長すぎて前に垂れすぎる
✔ ベスト
- 180〜200cm(一般的な大判マフラー)
- “巻いた後のバランス”が胸あたりに収まるサイズ感
5. “ただ垂らすだけ”は意外と難しい
雑に見えがちな“前垂らし”ですが、
実は垢抜けやすい巻き方でもあります。
✔ 垢抜けるコツ
- マフラーの両端を前で整える
- 左右の長さをあえて変える
- コートの前を開けて縦ラインを強調
前垂らしは“意図している感”が大事です。
6. よくあるNG例 → OK例(実践で一気に垢抜ける)
●NG例
黒のダウン × もこもこ大判マフラーをぐるぐる巻き
→ 首が埋まり、顔が大きく見え、重たい印象に。
●OK例
黒のダウン × 薄手ウールマフラーでワンループ
→ ボリュームが出すぎず、顔まわりに余白ができてスッキリ。
実際にはこの部分だけで全体の印象が大きく変わります。
今日からできる“垢抜けマフラーテク”
結論、マフラーは「首元の余白」と「襟との相性」を整えるだけで、同じ服でも一気に垢抜けます。
| 今日からできる具体策 | やり方(目安) | 狙い |
|---|---|---|
| ① 首を埋めず“余白”を作る | ふわっと巻いて指2本入るくらいのゆとり | もっさり・顔デカ見え回避 |
| ② 巻き方は「ワンループ」を基準に | 1周して前を整える(前に盛りすぎない) | 失敗しにくい万能バランス |
| ③ 襟の形で“太さ”を選ぶ | 襟ボリューム大→薄手/ノーカラー→ふんわりOK | 情報過多を防ぐ |
| ④ 素材はウール・カシミヤ寄り | 毛玉が目立ちにくい質感を優先 | 高見え・清潔感 |
| ⑤ 色は「対比」か「同系色」で決める | 黒→白/ベージュ/グレー/ネイビー→キャメル/ボルドー | 顔まわりが明るく洗練 |
まずは上の5つから、“自分が今つまずいている所”を1つだけ直すのがおすすめです。
ここから各項目を短く補足します。
① 首を埋めず“余白”を作る
ぐるぐる巻きで首を完全に埋めると、首元が膨らんで一気に野暮ったく見えます。軽く空気を入れて、顔まわりに抜けを作るのが最優先です。
② 巻き方は「ワンループ」を基準に
迷ったらワンループが正解。前のボリュームを整えやすく、コートでもダウンでも合わせやすい万能型です。
③ 襟の形で“太さ”を選ぶ
襟が立つ・ボリュームがあるアウターに厚手マフラーを合わせると情報が渋滞します。襟が強い日は、マフラーは“薄手・すっきり”が垢抜けの近道。
④ 素材はウール・カシミヤ寄り
顔の近くに来る分、素材の“安っぽさ”や毛玉は目立ちます。ウールやカシミヤ系のほうが軽く見え、上品にまとまりやすいです。
⑤ 色は「対比」か「同系色」で決める
色が中途半端だと浮きやすいので、アウターとしっかり差をつける(対比)か、近い色でまとめる(同系色)のどちらかに寄せると失敗しにくいです。
最後にもう一度。迷ったら、①余白 → ③襟との相性 → ⑤色の順に整えると、体感で一気に変わります。
まとめ:マフラーは“巻き方・素材・相性”で雰囲気が変わる
マフラーが垢抜けない原因は、以下が挙げられます。
- 巻き方が重い
- アウターの襟と合っていない
- 素材・色の選び方が不自然
- 長さが合っていない
- 前垂らしが雑に見える
ただし改善は難しくありません。
今日からは次の順番で整えてみてください。
今日からの実践手順(最短)
- まず“首を埋めない”ように、余白を作る(ふわっと巻く)
- 次に、襟の形に合わせて「太さ」を調整する(襟が強い日は薄手が正解)
- 最後に、色を「対比」か「同系色」に寄せて、顔まわりを整える
よくある失敗は、「巻き方だけを変えて、素材や襟との相性を放置する」ことです。
巻き方が上手くても、襟×マフラーの情報量が多いと結局もっさり見えます。
迷ったときは、ワンループを基準にして、余白を作り、襟と色を合わせる——これだけで冬のマフラーは一気に洗練されます。











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