
この記事は、アパレル歴20年の店長経験者が詳しく解説しています。【筆者プロフィール】
「プチプラで十分」と思って買ったのに…
- 「なんか安っぽく見える…」
- 「着ると一気に部屋着っぽい」
- 「SNSの人みたいに高見えしない」
こんな風に感じたことはありませんか?
元アパレル店長として結論から言うと、プチプラが高見えしないのは“値段”のせいというより、高見えを邪魔するポイントが出てしまっているだけです。
高見えはセンスではなく、ほぼ技術(整え方)。
そこでこの記事では「高見えしない原因」を7つに分け、プチプラでも今日からできる“高見え”の作り方を具体的に解説します。
- プチプラが高見えしない原因7つ(どこで損してるか)
- 高見えを決めるのは「素材・サイズ・清潔感」
- NG例→OK例で改善ポイントが一発で分かる
- 今日からできる高見えチェックリスト(6〜8項目)
また、よくある“ダサ見えパターン”も先に潰しておくと、高見えが一気に早くなるので、下の記事も参考にしてみてください。
まずは結論:高見えしない原因一覧(早見表)
高見えは「パーツの足し算」ではなく、安っぽく見える原因の引き算が基本です。
まずは、どこで損しやすいかを表で整理します。
| 高見えしないサイン | 主な原因 | 直す方向性 |
|---|---|---|
| 生地が安っぽい | テカリ/薄さ/毛羽立ち/シワ | 素材選び+ケアで質感を整える |
| なんか野暮ったい | サイズ過大、丈が中途半端 | 肩・丈・ウエスト位置を合わせる |
| 部屋着っぽい | カットソー素材×ゆるシルエット | どこかを“締める” |
| 清潔感がない | 毛玉、ヨレ、色あせ、静電気 | 生活感を消すメンテをする |
| まとまらない | 色数が多い/配色が雑 | 2色+アクセントに絞る |
そもそも服選び自体が苦手な方は、「買い物の順番」から整えると、同じ予算でも失敗が激減します。
それでは、このあと「質感」「サイズ」「清潔感」に分けて、原因→改善策を具体的に落とし込みます。
トラブル① 生地の質感で安っぽく見える原因と対策
起きる理由(素材特性・表面の話)
プチプラで“差”が出るのは、実はデザインより生地の表面です。
- テカリが出る(ポリエステル系に多い)
光の反射が強いと、価格より安く見えやすいです。 - 薄くてペラい
透ける・シワが出る・形が保てない → 一気にチープに。 - 毛羽立ち・毛玉
表面が荒れると「古い服」に見えてしまいます。
毛玉は「取る」よりも“できない状態を作る”ほうが、見た目の上品さを保てます。
起きやすい服の種類
- 薄手の白/ベージュトップス(透け+シワで損)
- ニット(毛羽立ち・毛玉)
- 光沢の強い素材(サテン風・ポリ系)
特に白・淡色は“透け”だけで一気にプチプラ感が出るので、ここだけ先に対策しておくと安心です。
対策(“高見え素材”の見極め)
- プチプラで狙うなら「厚み」「落ち感」「表面が整っている」素材
- テカりやすいポリ素材は、ツヤ控えめを選ぶ(マット寄りが高見え)
- 淡色は透け対策前提で、インナー込みで完成させる
- ニットは毛玉が出にくい密度のものを選ぶ(ざっくり過ぎ注意)
高見えしやすい素材・安っぽく見えやすい素材(早見表)
| 狙う方向 | 特徴 | 選び方のコツ |
|---|---|---|
| 高見えしやすい | 厚みがある/落ち感がある/表面が整っている | 光に当ててテカらない・シワが出にくいものを選ぶ |
| 注意(安っぽく見えやすい) | 強い光沢(サテン風)/薄手淡色/毛羽立ちやすい | マット寄りを選ぶ/淡色は透け対策込みで完成させる |
| ニットの高見え | 密度が高い(目が詰まっている) | 毛玉が出にくい密度を優先(ざっくり過ぎ注意) |
同じ価格でも「表面」が整うだけで“きちんと感”が出て、高見えしやすくなります。
トラブル② サイズ・丈のズレで野暮ったく見える原因と対策
まずはチェック用ミニテーブル(当てはまるほど“高見え阻害”)
サイズが合ってないと、どんな高そうな服でも“残念”になります。先に確認しましょう。
| 症状 | 見るべきポイント | 疑う原因 |
|---|---|---|
| 太って見える | 肩が落ちる/身幅が余る | サイズ過大・オーバーの誤用 |
| 脚が短く見える | ウエスト位置が低い | 股上/トップス丈のズレ |
| だらしない | 袖が長い/裾が溜まる | 丈が合っていない |
| 安っぽい | 服がシワで崩れる | サイズと素材が噛み合ってない |
上の表に当てはまるほど、“買い直し”より先に“寸法の整え”が効きます。
また、“試着しても外す人”は、原因がほぼパターン化しているので、先に下の記事内にある早見表で潰すのが最短です。
起きる理由(構造・比率のズレ)
- 高見えは「ジャストに見える」ことが前提
- オーバーサイズは難易度が高く、締めポイントがないと部屋着化しやすい
- パンツ丈が余ると、見た目も動きも“だらしない”に寄ります
対策(高見えの“寸法優先順位”)
- トップスは肩>身幅>着丈(肩が整うと高見えする)
- ボトムはウエスト位置(股上)>ヒップ>丈
- 迷ったら“大きめ”よりジャスト寄り+羽織で調整
- パンツ丈は“裾上げ前提”に切り替える(清潔感が出る)
裾のもたつきは“高見え”以前に清潔感が落ちるので、ここだけは最優先で整えましょう。
トラブル③ 清潔感の欠けで“生活感”が出る原因と対策
起きる理由(高見えの敵は生活感)
高見えしない一番の敵は、ブランドではなく生活感です。
- シワ・ヨレ・色あせ
- 毛玉・毛羽立ち
- 静電気でまとわりつく
- ほこりが付く、ニオイが残る
これがあると、服がどれだけ良くても「手入れしてない印象」が勝ちます。
静電気のまとわりつきは、見た目の“だらしなさ”に直結するので即効対策だけでも入れておくと便利です。
注意したいケース・素材
- ニット(毛玉・静電気)
- 黒服(ホコリが目立つ)
- 淡色(汚れやヨレが目立つ)
対策(高見えを維持するメンテ)
- 着る前にシワを整える(スチームでもOK)
- 毛玉は見つけたら早めに取る(放置は一気に古見え)
- 静電気はケアして“まとわりつき”をなくす
- ニオイが残りやすい服は、乾かし方と洗い方を見直す
NG例 → OK例(同じプチプラでも印象が変わる)
❌ NG例:
薄手の白トップス+毛羽立ったニット+丈が余るパンツ
→ 透け・毛羽・だぶつきで「安い服」に見えやすい
⭕ OK例:
同じ価格帯でも、
- マット寄りの素材
- 肩と丈を合わせる
- シワ・毛玉を整える
→ “きちんと感”が出て高見えしやすい
→ どう改善される?
高見えは「高い服」ではなく、整っている印象(清潔感+寸法+質感)で決まります。
今日からできる正しい方法(高見えアクション8つ)
最後に「今日からできる高見え」をチェック表にまとめます。
外出前は上から3つだけでもOKです。
| No. | 高見えアクション | 効く理由 |
|---|---|---|
| 1 | まず“生活感”を消す(シワ・毛玉・ヨレ) | 高見えの最大の敵は生活感 |
| 2 | トップスは「肩が合う」を最優先 | 肩が整うと一気にきちんと見える |
| 3 | パンツ丈は余らせない(裾上げ前提) | 裾の溜まり=だらしなさに直結 |
| 4 | 色は「2色+アクセント1つ」まで | 配色が整うと高そうに見える |
| 5 | 薄手淡色は透け対策込みで完成 | 透け・ラインが出ると一気にチープ |
| 6 | テカりやすい素材を避け、マット+落ち感 | 反射が強いと安っぽく見えやすい |
| 7 | ニットは静電気・毛玉対策で表面を整える | 表面の荒れ=古見え |
| 8 | 迷ったら小物で1点だけ格上げ(靴orバッグ) | 印象の“締め”ができる |
「色数」で迷う人は、3色ルールに落とし込むと一気に整理できます。
まとめ
プチプラが高見えしない原因は「値段」そのものよりも、質感(表面)・寸法(肩と丈)・清潔感(生活感)のズレで起きることが多いです。
高見えは“足し算”ではなく、“安っぽく見える要素を消す”引き算が最短ルートになります。
まずは下の3つだけでOK。
- シワ・毛玉・ヨレを整えて生活感を消す
- トップスは肩、ボトムは丈を整える(裾上げ前提でOK)
- テカりにくいマット寄り素材を選ぶ(淡色は透け対策込み)
今日からは「質感」「サイズ」「メンテ」を優先して選ぶだけで、同じ価格帯でも“きちんと感”が作れます。











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