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服の色移りの原因と落とし方【元アパレル店長が徹底解説】

洗濯・ケア
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筆者
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この記事は、アパレル歴20年の店長経験者が詳しく解説しています。【筆者プロフィール】

「お気に入りの服に別の色が移ってしまった…」
「洗濯したら黒い跡がついた」
「こすれた部分だけ濃くなっている」

色移りは一度起こると落ちにくく、放置すると“染まり”として残ってしまう厄介なトラブルです。

そこで本記事では、元アパレル店長として服の色移りが起こる原因と、正しい落とし方・予防方法をわかりやすく解説します。

本記事で分かること
  • 服の色移りが起こる主な原因(摩擦・洗濯・湿気の違い)
  • 色移りを悪化させる“やりがちなNG行動”
  • 白い衣類についた色移りの落とし方(基本手順)
  • 色柄物についた色移りの落とし方(失敗しない注意点)
  • デニムの色移りを広げずに対処するコツ
  • 今日からできる色移りの予防チェック(洗濯・コーデ・保管)

尚、“色移り”なのか“別の汚れ(シミ)”なのか迷う場合は、汚れの種類から先に切り分けると対処が早いです。

\服にシミがつく原因と対策/
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服の色移りの主な原因(一覧表)

原因内容
摩擦による染料移動特にデニム・濃色衣類はこすれると色が移る
洗濯時の染料流出水に溶けた染料が他の服へ付着する
湿気・汗によるにじみ汗や湿度で染料が緩み、隣の衣類へ移る

濃色アイテムは“色移り”と同時に“色あせ(退色)”も起こりやすいので、あわせてケアすると失敗が減ります。

\服が色あせる原因と色落ち防止方法/

ここから、原因を詳しく解説していきます。

原因① 摩擦による染料移動(デニムが最も多い)

色移りの6〜7割は“摩擦”が原因です。
特にデニム・黒スウェット・濃いニットは染料が多く、
新品のうちは染料が完全に定着していません。

よく起きるケース

  • デニムバッグを白Tにこすった
  • 濃色アウターの袖が白ニットに擦れた
  • 新品の黒スカートと白バッグを一緒に使用

摩擦による色移りは時間が経つほど落ちにくくなるため、早めの対処が重要です。

バッグ由来の色移りは、素材(特にスエード系)によって起きやすさが変わるので、心当たりがある人はここもチェックです。

\スエード素材の特徴と扱い方まとめ/

原因② 洗濯時の染料流出

洗濯で色移りする原因は、
水に溶け出した染料が他の服へ吸着するためです。

✅特に注意すべき点

  • 濃い色の服を初めて洗う時
  • 長時間のつけ置き洗い
  • すすぎ不足で染料が残った状態

また、洗濯物の量が多いと衣類同士の摩擦も増え、より色移りしやすくなります。

色移りが怖いときは、洗浄力が強すぎない“中性系(おしゃれ着洗剤)”に寄せるのも失敗防止になります。

\おしゃれ着洗剤の効果と使い方/

尚、“つけ置き・すすぎ不足・洗濯量多め”は、設定ミスとセットで起きがちなので、洗濯機側の見直しも一度だけしておくと安心です。

\洗濯機で服が傷む原因/

原因③ 湿気・汗・雨で染料が緩む

汗・湿度・雨に濡れると、
染料が溶けやすい状態=色移りしやすい状態になります。

よくあるケース

  • 暑い日の汗でバッグの色が洋服に付く
  • 雨で濡れたデニムが白スニーカーに色移り
  • 湿った服同士を密着させて放置

湿度が高い時期は特に注意が必要です。

汗や湿気が絡むトラブルは“時間差で変色”もしやすいので、同系統の汚れ対策も押さえておくと盤石です。

\服が黄ばむ原因(白以外の色も)と対策/

NG例 → OK例で理解する色移り対策

❌NG例

新品の濃いデニムを、白のトートバッグに擦れる状態で1日使用。
夜、白バッグの底が青く染まる。

→ さらに濡れたまま放置するとほぼ落ちなくなる

⭕OK例

新品デニムを一度単独洗いし、
白バッグとの接触部分を少なくするコーデに変更。
防水スプレーをかけると摩擦が軽減し、色移りリスクが低下。

小さな工夫だけで結果は大きく変わります。

防水スプレーは“かけ方”で効果が変わるので、使いどころとコツだけ先に確認しておくと失敗しません。

\パンツの裾が汚れやすい原因と対策/

上の記事内で、防水スプレーの活用について解説しています。

色移りの正しい落とし方(素材別)

① 白い衣類の色移りを落としたい場合

  • 酸素系漂白剤を40℃前後のぬるま湯に溶かす
  • 15〜30分つけ置く
  • やさしく洗う

※ 塩素系は生地を傷めやすいため基本NG。

漂白剤で迷ったときは、洗濯表示(△マーク)を一度見てから判断すると事故が減ります。

\洗濯タグの見方まとめ/

また、白物の“漂白系ケア”は色移り以外(黄ばみ)でも手順が似ているので、まとめて覚えると便利です。

\白Tシャツの黄ばみ原因と落とす対策/

② 色柄物についた色移りを落とす場合

  • 酸素系漂白剤の“カラー用”を使用
  • 部分的につけ置きする(長時間は避ける)

③ デニムの色移りを落とす場合

  • 中性洗剤を薄めて、汚れた部分を軽く叩き洗い
  • こすらず、染料を押し出すイメージ

※ こすると逆に広がるため注意。

デニムは“色移り”だけでなく“色落ち”もセットで起きやすいので、長持ちさせたい人は洗い方も一緒に確認しておくと安心です。

\デニムが色落ちする原因と防ぐ方法/

今日からできる色移りの予防策

色移りは「洗う前・洗い方・濡れた後」の3つを押さえるだけで、かなりの確率で防げます。

予防チェック(今日から)具体的にやること効きやすい場面
① 初回は単独洗い新品の濃色は1回目だけ分けて洗う濃色トップス・デニム全般
② つけ置きは避ける長時間放置せず、洗い→すすぎをテンポ良く洗濯での色移り
③ 洗濯ネット&裏返し濃色は裏返してネットに入れ、摩擦を減らす黒ニット・黒スウェットなど
④ 濡れ密着を作らない汗・雨で濡れたら早めに着替える/接触面を減らすバッグ・アウターの擦れ
⑤ 乾くまで重ねない湿った衣類同士を重ねて放置しない収納・洗濯カゴ・旅行時

上の表は、難しいことを増やすのではなく「やらない方がいい行動を減らす」ためのチェックです。

① 初回は単独洗い

濃色は新品ほど染料が安定していないことが多く、最初の1回で色が出やすいです。まず“初回だけ分ける”が最優先です。

② つけ置きは避ける

色移りは「染料が水に出る時間」が長いほど起きやすくなります。汚れを落としたい気持ちでつけ置きすると、逆に色移りが増えることがあります。

③ 洗濯ネット&裏返し

摩擦は色移りの大きな原因。裏返し+ネットで“擦れる面積”を減らすと、色移りも毛羽立ちも抑えられます。

④ 濡れ密着を作らない

汗・雨・湿気で染料が動きやすくなり、接触面で色が移りやすくなります。濡れた状態で「白×濃色」を密着させない意識が重要です。

⑤ 乾くまで重ねない

濡れた服同士を重ねると、圧がかかった部分に色が移りやすくなります。洗濯後・収納前は「完全に乾いてから」が鉄則です。

この5つを習慣化できれば、色移りトラブルはかなり減らせます。

まとめ

服の色移りは、主に 摩擦・洗濯時の染料流出・湿気(汗や雨) が原因で起こります。

特にデニムや濃色アイテムは染料が多く、条件が重なると一気に色が移りやすくなります。

もし色移りしてしまったら、基本は「早めに対処」。

今日からの実践手順(迷ったらこれ)

  1. 新品の濃色は初回だけ単独洗い
  2. つけ置き・長時間放置をしない
  3. 濃色は裏返し+ネットで摩擦を減らす
  4. 濡れた状態で白と密着させない(汗・雨の日は特に)
  5. 完全に乾くまで重ねない

よくある失敗は、「濡れたまま放置して染まりを固定してしまう」「焦ってゴシゴシ擦って範囲を広げる」ことです。

落とし方より先に、まずは“悪化させない行動”を止める。これだけでも結果が変わります。

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