
この記事は、アパレル歴20年の店長経験者が詳しく解説しています。【筆者プロフィール】
「マスクを外したら、襟元にファンデが…」
「白い服の日に限って汚れる」
「洗っても完全に落ちないことがある」
マスクのメイク移りは、単に化粧品の問題だけでなく、スキンケアの油分・ベースメイクの重ね方・密着のさせ方・マスク素材が重なって起きやすくなります。
つまり「落ちにくいファンデに変える」だけでは解決しないことも多く、“手順を整える”のが一番効きます。
ポイントは、肌表面をベタつかせないことと、摩擦と湿気を前提にベースメイクを組むことです。
そこでこの記事では、「マスクでメイクが服につくのを防ぐ方法」を徹底的に解説します。
- マスクにメイクが付く主な原因
- 移りにくいベースメイクの手順
- 仕上げの固定(パウダー・ミスト)のコツ
- マスク素材で差が出る理由
- 今日からできるメイク移り対策(5つ)
- それでも付くときの応急処置
マスクでメイクが服につく原因一覧表
| トラブル内容 | 主な原因 | チェックポイント |
|---|---|---|
| 襟元にファンデが付く | マスクの摩擦 | マスクが上下に動いていないか |
| 首回りが黒ずむ | 皮脂+ファンデ | 長時間着用していないか |
| 洗っても落ちにくい | 素材に染み込んでいる | 吸水性の高い服ではないか |
尚、同じ“服トラブル”をまとめて確認したい方は、症状別の早見表があると原因の切り分けが一気にラクになります。
マスクの摩擦で「メイクが移る」原因
なぜマスクで服が汚れるのか
最も大きな原因は
マスクと肌の摩擦です。
- 会話・呼吸で上下に動く
- 歩行時に擦れる
- ゴムの引っ張りで位置がズレる
この動きで、
マスク内側 → 首 → 襟元へとメイクが移動します。
汚れやすいマスクの特徴
- 不織布マスク
- サイズが合っていない
- ゴムがゆるい
対策:摩擦を最小限にする
- 顔サイズに合うマスクを選ぶ
- ゴムはゆるすぎない
- 立体マスクで密着度を上げる
- 会話時にズレない形状を選ぶ
メイクの種類が原因で「服につきやすい」理由
なぜファンデが移るのか
実は、
メイクの種類によって移りやすさは大きく変わります。
- リキッド・クリーム系
- ツヤ仕上げ
- 保湿力が高すぎる下地
特に注意したいポイント
- フェイスライン
- 首元との境目
- 耳下〜顎ライン
対策:メイク段階での防止策
- 首元は薄づきが基本
- フェイスラインはパウダーで固定
- 仕上げにフィックスミスト
- 首までファンデを塗らない
服の素材が原因で「汚れが目立つ」理由
なぜ落ちにくくなるのか
服側の問題も非常に大きいです。
- 綿・麻:吸水性が高い
- ニット:繊維に絡む
- 白・淡色:視認性が高い
吸水性が高い素材ほど、メイク汚れが“中まで入りやすい”ので、素材側の性質も知っておくと服選びで失敗しません。
汚れやすい服の条件
- 首元が詰まっている
- タートル・ハイネック
- 淡色・生成り
白T・白スウェットで特に悩む人は、黄ばみ・皮脂残りの落とし方がより具体的な“白T特化版”が便利です。
対策:服側でできる防止策
- マスクインナーシートを使う
- 首元にスカーフ・インナーを仕込む
- 汚れやすい日は濃色を選ぶ
- 首回りが開いた服を選ぶ
長時間着用で「皮脂汚れが蓄積する」原因
なぜ黒ずみになるのか
ファンデ+皮脂+摩擦が重なると、時間とともに黒ずみに変化します。
- 朝は目立たない
- 夕方に一気に出る
- 洗っても落ちにくい
特に襟元は“蓄積皮脂”が残りやすく、時間差で黄ばみ化もしやすいので、襟だけ落ちない人はここも合わせてどうぞ。
対策:時間対策
- 昼に一度マスク交換
- 皮脂吸着パウダー使用
- 皮脂が出やすい日はメイク控えめ
もし服についてしまった場合の正しい対処法
NG行動(絶対NG)
- こする
- 水だけで洗う
- 乾かしてから洗う
→ 汚れが定着します。
正しい落とし方(重要)
- クレンジングオイルを少量
- 汚れ部分にトントンなじませる
- ぬるま湯で軽くすすぐ
- 中性洗剤で通常洗濯
※ 早いほど落ちやすいです。
メイク移りは「皮脂+油分+蓄積」で落ちにくくなるので、落とし方を原因別に整理したい人は、こちらも合わせて確認すると失敗が減ります。
NG例 → OK例(比較)
❌ NG例:汚れやすい対策
- 首までしっかりファンデ
- マスクが大きい
- 淡色服を無対策で着る
→ 高確率で汚れる。
⭕ OK例:汚れない工夫
- 首元は薄づき
- フィックスパウダー使用
- マスクサイズ調整
→ 汚れリスク大幅減。
今日からできる「完全防止」実践テク
まずは“メイク移りしにくい状態”を作るために、この5つだけ押さえるのが最短です。
| チェック項目 | 今日からの具体策 | 目安・コツ |
|---|---|---|
| ① スキンケアの油分を残さない | 塗ったら2〜3分置き、ティッシュで軽く押さえる | ベタつきが残ると移りやすい |
| ② ベースは“薄く重ねる” | 下地→薄塗りファンデ→気になる所だけ重ねる | 厚塗りほどマスクに付きやすい |
| ③ パウダーで“摩擦に強くする” | Tゾーン・頬の接触部を中心に薄くのせる | 粉をのせすぎると乾燥崩れに注意 |
| ④ フィックスミストで固定 | 仕上げにミスト→乾くまで触らない | 密着が上がり、移りが減る |
| ⑤ マスク側も対策する | 内側にガーゼ/不織布の当て布、または交換頻度UP | 湿気・摩擦を減らすのが目的 |
上から順に整えるだけでOKです。
次は①~⑤の各項目の要点だけ補足します。
① スキンケアの油分を残さない
乳液や日焼け止めが肌表面に残っていると、メイクが“滑って”移りやすくなります。
ティッシュオフは地味ですが効果大です。
② ベースは“薄く重ねる”
マスク移り対策は「カバー=厚塗り」の逆が正解。
薄く均一にして、必要な所だけ足すと崩れ方がきれいになります。
③ パウダーで“摩擦に強くする”
頬やフェイスラインなど、マスクが当たりやすい部分に軽く。
粉を増やすより、“接触部だけ”に絞るのがコツです。
④ フィックスミストで固定
最後に膜を作って密着させるイメージ。
吹きかけた後に触ると逆効果なので、乾くまで放置が鉄則です。
⑤ マスク側も対策する
肌側だけ頑張っても、マスク内の湿気と摩擦は避けられません。
内側の当て布や交換で環境を変えると改善しやすいです。
また、乾燥する季節は静電気でホコリやパウダーがまとわりやすく、結果的に首元が汚れやすいこともあるので、合わせ技で対策すると安定します。
以上、この5つをセットでやると、メイク移りはかなり減らせます。
まとめ
マスクのメイク移りは、コスメの性能だけでなく、「油分」「厚み」「固定」「摩擦・湿気」の組み合わせで起きやすくなります。
だからこそ、手順を整えるだけで結果が出やすい悩みでもあります。
✅今日からの実践(この順でOK)
- スキンケア後は少し置いて、ティッシュで油分を軽くオフ
- ベースは薄く重ね、カバーは部分使いにする
- マスクが当たる所だけパウダーで軽く固定
- 仕上げにフィックスミスト→乾くまで触らない
- マスク内の湿気・摩擦も対策(当て布/交換頻度)
まずは①②③だけでも体感が出やすいので、今日のメイクから試してみてください。
マスク汚れは予防がすべてです。
ぜひこの対策を習慣にしてください。










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