「アイロンを出すのが面倒…」
「時間がないけど服のシワだけ直したい」
「外出前にできる簡単な方法を知りたい」
シワは素材・湿度・温度によって簡単に改善できます。
この記事ではアパレル歴20年の元店長が、
手軽・即効・失敗しないシワ取り方法をまとめて紹介します。
シワの簡単な取り方まとめ【元アパレル店長が徹底解説】
シワの簡単な取り方【即効性ランキング】
【シワ取り方法ランキング】
| 順位 | 方法 | 即効性 | 適した素材 |
|---|---|---|---|
| 1位 | アイロンのスチーム | ★★★★★ | ほぼ全素材(ウール・コットン・化繊) |
| 2位 | 霧吹き+吊り干し | ★★★★☆ | レーヨン以外ほぼOK |
| 3位 | 洗濯後の“形整え干し” | ★★★★☆ | 綿・ポリエステル |
| 4位 | 風呂場の蒸気を使う | ★★★☆☆ | ウール・化繊・ニット |
| 5位 | シワ取りスプレー | ★★★☆☆ | スーツ・ワンピース |
| 6位 | ドライヤーの温風 | ★★☆☆☆ | ポリエステル・綿混 |
1. スチームアイロンでシワを取る(最も確実)
手順
- 服をハンガーにかける
- アイロンを2~3cm浮かせる
- シワ部分にスチームをたっぷり当てる
- 手で軽く引っ張り形を整える
- 完全に乾くまで吊るす
ポイント
- アイロンは直接当てない(素材を傷めるため)
- とろみ素材・ウールに最適
2. 霧吹き(ミスト)+吊り干しで自然にシワを戻す
手順
- シワ部分を軽く湿らせる
- ハンガーにかけ、ピンと引っ張る
- そのまま放置して乾燥
適した素材
- 綿
- ポリエステル
- ナイロン
注意
レーヨン・テンセルは濡れると形崩れしやすいのでNG。
3. 洗濯後の“形整え干し”が最も効果的
方法
- 洗濯ネットに入れる
- 脱水は20〜40秒
- 洗濯後すぐに取り出す
- 手で叩きながら形を整える
- ハンガーにかけて自然乾燥
なぜ効果的?
シワは濡れた状態で押し潰されることで固定される
→ それを防ぐ最大のポイントが「脱水短め」。
4. 風呂場の蒸気でシワを取る(アイロン不要)
手順
- 服を浴室に吊るす
- 熱めのシャワーを数分出す
- 蒸気が充満したらシャワーを止める
- 15分〜20分放置
メリット
- アイロン不要
- ニット・ウールに使える
- 旅行先でも使える技
5. シワ取りスプレーを使う(外出前に最適)
効果
- スーツ
- ブラウス
- ワンピース
これらの“軽いシワ”には非常に有効。
手順
- シワ部分に軽くスプレー
- 手で伸ばす
- 形が整うまで放置
※量をつけすぎると逆に跡になるので注意。
6. ドライヤーの温風でシワを取る
方法
- シワ部分を軽く湿らせる
- ドライヤーの温風を当てながら手で伸ばす
- 仕上げに冷風で固定
適した素材
- ポリエステル
- ナイロン
- 綿混
※ウール・レーヨン系には使わないこと。
シワを予防するコツ
1. 畳まず掛ける
折りジワを防げる。
2. 脱水時間を短くする
最重要ポイント。
3. 収納の時に“詰め込みすぎない”
圧力=しわの原因。
4. 洗濯ネットを使う
摩擦を減らし、シワになりにくくする。
まとめ:シワは「湿度 × 温度 × 形の固定」で簡単に直せる
✅シワ取りに効果的な方法
- スチームアイロン
- 霧吹き+吊り干し
- 脱水短めの洗濯
- 浴室の蒸気
- シワ取りスプレー
- ドライヤー温風
素材に合わせて方法を選べば、
“アイロンなしでもきれいに整う”ことが多いです。



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