「トレンチを着ると太って見える…」
「なんかしっくりこない」
「着られてる感が出る」
こう感じる人は非常に多いです。
実はトレンチコートは、
体型・肩幅・丈・色・インナーの着膨れの影響を強く受けるため、
選び方を少し間違えるだけで“似合わない”状態になります。
この記事では元アパレル店長として、
今日から劇的に似合うようになる方法をまとめました。
トレンチコートが似合わない原因と対処法【元アパレル店長が解説】
トレンチコートが似合わない主な原因
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 丈のバランスが合っていない | 長すぎor短すぎで重心が崩れる |
| 肩幅が合っていない | 大きいと「着られている感」 |
| 色が肌色とマッチしていない | 黄み寄りベージュが黄ぐすみに見える |
| 生地が硬すぎる | 体が大きく見える・野暮ったい印象 |
| インナーが厚すぎる | 着膨れして太って見える |
| 体型に合わないシルエット | 骨格の影響が大きい |
1. 丈が合っていない(最も多い原因)
✔ 身長155〜165cmの人
“ミドル丈(膝上〜膝下)”が最も美バランス。
✔ 小柄さんはロング丈NG
長すぎると、
- 重心が下がり
- ずんぐり見え
- 足が短く見える
→ ミドル丈一択。
✔ 高身長さんはロング丈が映える
視覚的にスタイルアップしやすい。
2. 肩幅が大きすぎると「借りた服」みたいに見える
トレンチは肩の作りがしっかりしているため、
肩幅が1cm広いだけで印象が大きく変わります。
✔ 対策
- ラグランスリーブ(肩が落ちるタイプ)を選ぶ
- “オーバーサイズ”ではなく“ジャスト寄り”
- 肩幅の縫い線が自分の肩に合っているか確認
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3. 体型(骨格)によって似合う形が変わる
■ 骨格ストレート
- 【似合う】ハリのある素材・ジャストサイズ
- 【似合わない】薄すぎ・柔らかすぎる素材
■ 骨格ウェーブ
- 【似合う】ウエスト位置が高い・軽め素材
- 【似合わない】硬く重いトレンチ・ロング丈
■ 骨格ナチュラル
- 【似合う】ゆるめ・ロング丈・ラフ素材
- 【似合わない】作りがかっちりしすぎる物
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4. 色が合っていない
✔ 黄味ベージュ
→ イエベさん向け/青み肌にはくすんで見える
✔ グレーベージュ
→ ブルベさん向け/洗練された印象
✔ ネイビー
→ 誰でも似合う万能カラー(特にオフィス向け)
✔ 黒
→ きちんと見え・スタイルUPに最強
5. 生地が硬すぎると太って見える
硬いコットン100%などは、
- シルエットが角ばる
- 体が大きく見える
- 動きが出ず“昔っぽい”印象
✔ 対策
- ポリエステル混の“落ち感がある素材”
- とろみのある質感
- 肩・胸が膨らんで見えない物を選ぶ
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6. インナーが厚いと一気に着膨れする
トレンチは構造的に“中に厚手を着る前提で作られていない”。
✔ NGの組み合わせ
- トレンチ × 厚手ニット
- トレンチ × パーカー
- トレンチ × 肉厚スウェット
✔ ベストな組み合わせ
- 薄手ニット
- ハイゲージニット
- カットソー
- 薄手カーデ
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7. ベルトの締め方が間違っている
✔ NG
ベルトをキツく締める → 腕や胸が膨張して見える。
✔ 正解
“軽く結ぶ”だけでOK。
ウエストが自然にくびれ、シルエットが綺麗に。
8. 今日から似合うトレンチになるコツ
① まず丈と肩幅を見直す
→ ここが合っているだけで8割解決。
② 色を肌色に合わせる
→ 顔色が明るく見えるカラーを選ぶ。
③ とろみ素材のトレンチに替える
→ モード感・抜け感・細見えが一気にUP。
④ インナーは薄手に統一
→ 着膨れ回避。
⑤ ベルトは優しく結ぶ
→ 女性らしいシルエットに。
まとめ:トレンチが似合わないのは“選び方”が原因
似合わないと感じる理由は…
- 丈
- 肩幅
- 素材
- 色
- 骨格
- インナーの厚み
この6つのどれかにあります。
しかし、
トレンチは正しく選べば必ず似合います。
春コーデの主役として、
あなたに合う1着をぜひ見つけてください。










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