
この記事は、アパレル歴20年の店長経験者が詳しく解説しています。【筆者プロフィール】
洗濯タグとは、衣類の裏側に付いている「ケアラベル」のこと。
衣類をどう洗うべきか・どう乾かすべきか・アイロンは可能かを示した重要な情報で、知らずに洗濯すると縮み・色落ち・型崩れの原因になります。
そこで今回は元アパレル店長として、
初心者でもサッと理解できるよう“わかりやすさ重視”で解説します。
- 洗濯タグ(ケアラベル)で最低限覚えるべき5つのマーク
- 洗濯・漂白・乾燥・アイロン・クリーニングの見方(初心者向け)
- 「縮み・色落ち・型崩れ」を防ぐためのタグの読み取り方
- よくある洗濯失敗の原因と、今日からできる予防策
- タグを“実践で使う”コツ(素材表示とセットで見る方法)
また、タグを守っていても、洗濯機の設定次第で服が一気に傷むことがあるので、下の記事もあわせてご覧ください。
洗濯タグの基本ルール【一覧表】
| マーク | 意味 |
|---|---|
| たらいマーク | 洗濯(手洗い・水温) |
| △ | 漂白 |
| 四角 | 乾燥 |
| アイロン | アイロン温度 |
| 円 | クリーニング |
正直言って、これを覚えるだけで8割ほどは理解できます。
各マークの基本説明
次は、各マークの基本的な解説をしていきます。
1. 洗濯マーク(たらい)
■ 40 / 30 / 95など
数字=水温の上限
例:30 → 30℃以下で洗う
■ 手洗いマーク
洗濯機NG
→ 手洗い or ドライコースで代用可能
ドライコースで代用する場合は、“洗剤選び”までセットで押さえると失敗しにくいです。
■ バツ印
家庭での洗濯不可
→ クリーニング推奨
2. 漂白マーク(△)
■ △(中に何もなし)
酸素系漂白剤OK
■ △に“CL”
塩素系漂白剤OK
※ 生地が黄ばむ可能性 → 使う場面は限定的
■ ×
漂白不可
→ 白い服の黄ばみは酸素系漂白剤のみを使用
黄ばみが落ちないときは、“原因”を先に整理すると対処が早いです。
3. 乾燥マーク(四角)
■ 四角の中に丸 → 乾燥機OK
ドラム乾燥が可能。
ただし、デニム・ウール・レーヨンは縮むため注意。
特にデニムは乾燥機で縮みやすいので、先に注意点をチェックしておくと安心です。
■ 四角だけ → 平干し or つり干し
棒1本 → つり干し
棒2本 → 平干し(型崩れしやすい服・ニット向け)
ニットは干し方で伸びやすいので、伸びを戻す方法も知っておくと便利です。
■ × → 乾燥機NG
縮み・型崩れの原因に。
4. アイロンマーク
■ ドット数で温度が変わる
・1つ → 低温
・2つ → 中温
・3つ → 高温
※ レーヨン・ナイロンは溶ける可能性あり。
→ スチームの“浮かせがけ”が安全。
そもそも“アイロンなし”でシワを取る手段も持っておくと時短になります。
5. クリーニングマーク(丸)
■ P / F
溶剤の種類を示す → クリーニング店に任せてOK
■ W
ウェットクリーニング(専門店の水洗い)
■ ×
家庭洗濯・クリーニングともに不可
→ 特殊素材(天然皮革・ビーズ刺繍など)
よくある失敗と原因
洗濯タグのどこを見る?原因を見分けるチェック(3秒診断)
まずは「自分の失敗」に近い行を探して、最初に確認すべきマークから見てください。
| 困っていること | 最初に見るマーク | 理由 |
|---|---|---|
| 洗ったら縮んだ/丈が変わった | たらい(洗濯)+四角(乾燥) | 水温・洗い方・乾燥方法で縮みリスクが大きく変わる |
| 色落ち・色移りした | たらい(洗濯) | 水温・洗剤・詰め込みで色落ちが起きやすい |
| 型崩れ・ヨレた | 四角(乾燥)+たらい(洗濯) | 平干し指定・弱水流指定を守らないと崩れやすい |
| アイロンでテカった/当てていいか不安 | アイロン | 温度上限を超えるとテカり・溶けの原因になる |
| 家で洗えるか分からない | たらい(洗濯)+丸(クリーニング) | 家庭洗濯不可・専門処理指定が分かる |
① タグを見ずに洗って縮んだ
→ ニット・レーヨン・ウールで多発
② 乾燥機で大幅縮み
→ デニム・コットン・ニット
③ 濃い色が色落ちした
→ 水温が高い
→ 洗剤の量が多い
→ 洗濯機に詰め込みすぎ
色落ちは“洗い方+干し方”までセットで見直すと、再発しにくくなります。
④ 型崩れ
→ 平干し指定を守らなかった
→ ネットに入れずに洗った
型崩れは洗濯だけでなく、干し方・収納まで含めて整えるのが近道です。
洗濯タグを“実践で使う”コツ
■ タグの素材表示も必ずチェック
例)
- コットン → 縮む
- ウール → 縮む+フェルト化
- レーヨン → 水に弱い
- ナイロン → 熱に弱い
素材辞典の記事(内部リンク多数)と相性◎。
■ 困ったら“弱水流+ネット”が最適解
ほとんどの衣類に対応できる万能方法。
もう一段ラクにするなら、汚れと素材に合わせた“洗剤の使い分け”も覚えておくと強いです。
■ 乾燥機NGなら必ず自然乾燥
ドラムは便利だが縮むリスクが大きい。
まとめ:洗濯タグを理解すれば服は長持ちする
洗濯の失敗のほとんどは“タグの見落とし”が原因です。
✅覚えるポイント
- たらい=洗濯
- △=漂白
- 四角=干し方
- アイロン=温度
- 丸=クリーニング
これだけで普段の洗濯が劇的にラクになります。












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