「足がムレてベタベタする」
「ニオイが気になる」
「夏はもちろん冬でも蒸れる」
靴の蒸れは「素材・通気性・足の状態・靴下選び」に左右されます。
正しい対策をすれば、蒸れとニオイのほとんどは解消できます。
靴の中が蒸れる原因と正しい対策【元アパレル店長が徹底解説】
靴の中が蒸れる原因
1. 通気性の悪い靴を履いている
蒸れの最大の原因は通気性不足。
✅蒸れやすい素材
- 合皮(フェイクレザー)
- ゴム素材
- 厚いレザー
- 防水加工の強い靴
✅通気性が良い素材
- メッシュ
- キャンバス
- ニット素材
- 天然皮革(薄革)
2. 靴の中に湿気がこもっている
湿気は
- 足汗
- 前日の湿気残り
- 靴の乾燥不足
から発生。
足の裏は1日でコップ1杯の汗をかくと言われています。
3. 靴下の素材が蒸れやすい
✅蒸れを悪化させる素材
- 綿100%(吸うが乾きにくい)
- 起毛素材(熱がこもる)
✅蒸れにくい素材
- 吸湿速乾ナイロン
- ポリエステル
- ウール(天然の調湿機能あり)
4. サイズが合っていない
サイズが小さいと足が圧迫され、
空気が逃げず蒸れやすい。
逆に大きいと中で摩擦が生まれ、汗が増える原因に。
5. インソールが空気を遮断している
柔らかいクッション系インソールは快適ですが、
通気性は悪いものが多いです。
6. 足の汗が多い体質(多汗気味)
足汗が多いと、どんな靴でも蒸れやすい傾向に。
靴の蒸れを改善する対策
1. 通気性の良い靴を選ぶ(最も即効性)
蒸れが気になる人はこれだけで劇的に変わります。
✅おすすめ
- メッシュスニーカー
- ニットスニーカー
- 本革の薄革
- 通気口がある設計
✅避けたい
- レインブーツ
- 合皮パンプス
- 厚革のブーツ
2. 吸湿速乾の靴下に変える(効果大)
蒸れの約半分は靴下で改善できます。
✅おすすめ
- ナイロン×ポリエステル系
- ウール(調湿機能が優秀)
- ランニング用ソックス
✅避けたい
- 綿100%
- 厚手の起毛ソックス
3. 1日履いた靴は必ず“完全に乾燥”させる
毎日同じ靴を履き続けると蒸れが蓄積します。
✅方法
- 風通しの良い場所で乾燥
- 新聞紙を入れる
- シューキーパーを使う
4. 消臭・吸湿インソールを使用する
✅蒸れにくいインソールの特徴
- 通気孔(穴)がある
- 活性炭入り
- 吸湿速乾素材
5. 足にパウダーを使用する
蒸れを防ぐのに効果的。
- ベビーパウダー
- 足用サラサラパウダー
汗のベタつきを抑え、蒸れの原因を減らします。
6. サイズの見直し
蒸れない靴=“適正サイズの靴”。
✅チェック
- つま先に5〜10mmの余裕
- 歩いてもかかとが浮かない
- 圧迫がない
蒸れにくい靴の選び方(買うときの基準)
1. アッパー素材が通気性のあるもの
- メッシュ系
- ニット系
- 本革でも薄めの革
2. 中敷き(インソール)に通気孔がある
空気が循環するため足が蒸れにくい。
3. かかとのホールドがしっかりしている
足が安定すると汗が減り、蒸れにくくなります。
まとめ:蒸れは「通気性 × 靴下 × 乾燥」でほぼ防げる
✅靴が蒸れる原因
- 通気性不足
- 足の汗
- 靴下の素材
- 靴内部の湿気
- インソール
- サイズ mis-fit
✅対策
- 通気性の良い靴
- 吸湿速乾ソックス
- 乾燥させる習慣
- 蒸れにくいインソール
- パウダーを使用
- 正しいサイズ選び
蒸れを理解すれば、毎日快適に歩けます。



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