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服がかさばる原因と対策【厚手の服を省スペースに収納する方法5選】

服のトラブル
筆者
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この記事は、アパレル歴20年の店長経験者が詳しく解説しています。【筆者プロフィール】

ニットやパーカーをきれいに畳んだのに、思った以上に厚みが出てしまうことはありませんか?

「同じ枚数なのに引き出しがすぐいっぱいになる」

「服と服の間に妙な隙間ができる」

「取り出したら隣の服まで崩れる」

こういった悩みは、服の枚数だけが原因とは限りません。

服そのものの厚みや畳み方、袖・フードの重なり方、収納方法によっても、1着あたりに必要なスペースは大きく変わります。

筆者
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特にニットやスウェット、パーカーなどの「厚手衣類」は、薄手のTシャツと同じ感覚で収納するとかさばりやすくなります。

そこでこの記事では、すでに「残す」と決めた服を対象に、1着あたりの体積をできるだけ抑えて収納する方法を具体的に解説します。

本記事で分かること
  • 服がかさばる主な原因
  • パーカーやニットが厚くなりやすい理由
  • 服をコンパクトに畳むときの考え方
  • 引き出しで使いやすい立て収納の方法
  • 衣類ごとの「立てる・平置き・吊るす」の使い分け

服がかさばる4つの原因

厚手のニットやパーカーなど、かさばる衣類を前に収納に悩む女性

服がかさばる原因は、大きく4つに分けられます。

まずは、どこで余分な厚みや隙間が生まれているのか確認してみましょう。

番号原因かさばりやすい服
①生地や中綿そのものに厚みがあるニット・スウェット・ダウン
②袖・フード・裾などが重なっているパーカー・長袖トップス
③畳む大きさが揃っていないTシャツ・ニット・ボトム
④服の形に合わない収納方法を選んでいるニット・シャツ・ジャケット

① 生地や中綿そのものに厚みがある

同じ1着でも、薄手のTシャツと厚手ニットでは収納時の体積が大きく異なります。

特に冬物は、生地そのものが厚いため、畳んでも一定のスペースが必要です。

厚みが出やすい衣類

衣類かさばりやすい理由
ローゲージニット太い糸や大きな編み目で厚みが出やすい
裏起毛スウェット表地に加えて裏側にも厚みがある
パーカー身頃に加えてフード部分がある
ダウン・中綿アウター中綿が空気を含んで膨らむ
フレアスカート使用している生地量が多い

このような服は、収納方法に問題がなくても薄手衣類より場所を取ります。

筆者
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そのため、「厚手の服」と「畳み方によって余計に厚くなっている服」は分けて考える必要があります。

② 袖・フード・裾などが重なっている

服全体が厚いのではなく、特定の場所だけ膨らんでいるケースもあります。

パーカーや長袖トップスでは、袖やフードが同じ位置へ重なりやすいためです。

厚みが集中しやすい部分

衣類厚みが集中しやすい場所
パーカーフード・左右の袖・身頃中央
スウェット左右の袖を折り込んだ中央部分
長袖Tシャツ袖の重なり部分
ワイドパンツウエストや裾の重なり部分
フレアスカートウエスト周辺や折り返し部分

畳んだ服を横から見ると、一部分だけ盛り上がっている場合があります。

見た目が四角く整っていても、厚みが均一とは限りません。

筆者
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僕が店頭で服を畳み直していたときも、パーカーやスウェットは袖やフードの重なり方によって厚みがかなり変わりました。

③ 畳む大きさが揃っていない

服を小さく畳んでも、1枚ずつ幅や高さが違えば、収納ケースの中に隙間が生まれます。

特に引き出し収納では、この小さな隙間が積み重なると収納効率が下がります。

畳みサイズによる違い

状態収納時の特徴
幅が揃っている横方向の隙間ができにくい
高さが揃っている立てて並べやすい
大小が混ざっている段差や空きスペースができやすい
丸め方がバラバラ不規則な隙間ができやすい

「できるだけ小さく畳む」ことと、「省スペースに収納できる」ことは同じではありません。

筆者
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収納場所の形と畳んだ服のサイズが合っているかも重要です。

④ 服の形に合わない収納方法を選んでいる

衣類には、畳んで立てやすい服と、吊るした方が扱いやすい服があります。

すべてを同じ方法で収納すると、スペースを余計に使うことがあります。

収納方法ごとの向き・不向き

収納方法向いている服特徴
立てるTシャツ・スウェット・インナー引き出し内で並べやすい
平置き厚手ニット型崩れを防ぎやすい
吊るすシャツ・ジャケット・ワンピースシワや型崩れを防ぎやすい

収納方法には、それぞれ得意な衣類があります。

「全部畳む」「全部吊るす」と統一するより、服の特徴に合わせた方が収納しやすくなります。

服をかさばらせない5つの収納方法

畳んだ衣類を引き出しに立てて省スペースに収納する女性

服を省スペースで収納するときは、無理に押し込む必要はありません。

余分な膨らみや隙間を減らし、衣類ごとに適した収納方法を選ぶことがポイントです。

番号収納方法主な効果
①服を平らに整えてから畳む不要な膨らみを減らす
②袖やフードを同じ位置に重ねない厚みの集中を防ぐ
③収納場所に合わせて畳みサイズを揃える隙間を減らす
④畳める服は立てて収納する引き出しを使いやすくする
⑤服ごとに立てる・平置き・吊るすを使い分ける省スペースと型崩れ防止を両立する

① 服を平らに整えてから畳む

服を丸まった状態やシワが寄った状態で畳むと、そのまま余分な膨らみが残ります。

厚手衣類ほど、最初に形を整えることが大切です。

畳む前の基本手順

  1. 平らな場所へ服を広げる
  2. 身頃と袖をまっすぐ整える
  3. 生地のヨレや折れを伸ばす
  4. 手のひらで軽く押さえる
  5. その状態から畳み始める

衣類別の注意点

衣類畳む前に意識したいこと
Tシャツ袖と身頃を平らに整える
スウェット裏起毛部分の膨らみを整える
ニット引っ張らず自然な形へ戻す
パーカーフードを広げて形を整える

強く押し潰す必要はありません。

ここでは、畳む前にできている不要な膨らみを整える程度で十分です。

② 袖やフードを同じ位置に重ねない

パーカーやスウェットは、袖やフードの位置を少し変えるだけでも厚みが変わります。

ポイントは、一か所へ何枚もの生地を集めないことです。

パーカーの場合

確認する部分意識したいこと
フード平らに広げてから折る
左右の袖完全に同じ位置へ重ねない
身頃中央生地が集中していないか確認する

スウェットの場合

  • 左右の袖の折り返し位置を少しずらす
  • 袖口を中央へ集中させない
  • 畳んだ後に横から厚みを確認する

一部分だけ大きく盛り上がっている場合は、生地が重なりすぎている可能性があります。

全体がなるべく均一な厚さになるように調整すると、並べたときにも安定しやすくなります。

③ 収納場所に合わせて畳みサイズを揃える

畳んだ服のサイズは、A4など一定の大きさに固定する必要はありません。

基準にしたいのは、実際に使っている引き出しや収納ケースの内寸です。

収納場所で確認する3か所

確認する場所畳み方へ反映する部分
横幅服を畳む幅
高さ立てたときの高さ
奥行き並べる向きや列数

例えば、浅い引き出しでは服を高く畳みすぎると立てられません。

反対に深い引き出しで小さく畳みすぎると、上部の空間を使いにくくなります。

まず同じ種類の服から揃える

最初からすべての衣類を同じサイズにする必要はありません。

以下のように、同じ種類ごとに幅を揃える方が簡単です。

  • Tシャツ同士
  • スウェット同士
  • デニム同士
  • インナー同士

収納場所に合わせて「基準となる1枚」を決めると、次から同じ幅に畳みやすくなります。

筆者
筆者

店頭でも、同じ種類の服は畳み幅を揃えると、棚に収まりやすく見た目もかなり整いましたね。

④ 畳める服は立てて収納する

Tシャツやスウェットなどは、上へ積み重ねるより立てて並べた方が収納しやすい場合があります。

上の服を動かさず、必要な1枚だけ取り出しやすい点もメリットです。

立て収納に向いている服

衣類相性ポイント
Tシャツ◎幅と高さを揃えやすい
インナー◎小さく畳みやすい
スウェット◎厚みを均一にして畳む
デニム○引き出しの高さを確認する
薄手ニット○強く押し込まない
厚手ニット△厚みによって平置きも検討する
シャツ△シワが気になる場合は吊るす

服が倒れるときの対処

服の枚数が少ない引き出しでは、立てた衣類が横へ倒れることがあります。

その場合は次のような補助アイテムが使えます。

  • 引き出し用の仕切り
  • 小型収納ボックス
  • ブックエンド型の仕切り

ここで仕切りを使う目的は、服を細かく分類することではありません。

立てた状態を保ち、収納スペースに余計な隙間を作らないために使用します。

⑤ 服ごとに立てる・平置き・吊るすを使い分ける

最後に確認したいのが、衣類ごとの収納方法です。

省スペースだけを優先せず、シワや型崩れも考えながら使い分けましょう。

衣類別のおすすめ収納早見表

衣類おすすめ収納収納するときのポイント
Tシャツ立てる畳み幅を揃える
スウェット立てる袖を重ねすぎない
パーカー立てる・平置きフードの厚みを分散する
薄手ニット立てる強く押し込まない
厚手ニット平置き・立てる重ねすぎない
デニム立てる幅を揃えて並べる
シャツ吊るすシワ防止を優先する
ジャケット吊るす型崩れを防ぐ
ワンピース吊るす丈に合う高さを確保する
ダウン・中綿アウター吊るす・ゆとり収納強く押し込まない

圧縮収納を使うときは衣類を選ぶ

圧縮すれば一時的に体積を小さくできますが、日常的に着る服には手間がかかります。

また、中綿入り衣類や型崩れが気になる服は、強く圧縮する収納には向かない場合があります。

圧縮収納を検討しやすいケース
  • 使用頻度が低い衣類
  • 圧縮しても形へ影響しにくい衣類
  • 短期間だけ体積を減らしたい場合

素材や洗濯表示を確認し、衣類への負担を優先して判断してください。

日常的に使う服なら、まずは畳み方や収納方法の見直しから始める方が扱いやすいでしょう。

筆者
筆者

僕は店頭だけでなく、自宅でもニット・シャツ・ジャケットは、服の形に合わせて収納方法を変えています。

まとめ:服の厚みと形に合わせて省スペースに収納しよう

厚みや形に合わせて衣類をきれいに整理し、省スペース収納を実践する女性

服がかさばるときは、「もっと小さく畳む」だけでは解決しないことがあります。

厚みが集中している場所や畳みサイズ、収納方法まで確認してみましょう。

悩み見直したいポイント
ニットやスウェットが厚い畳む前に平らに整える
パーカーが中央だけ膨らむ袖・フードの重なりを見直す
引き出しに隙間ができる畳み幅と高さを揃える
服を取り出すと崩れる立て収納+仕切りを使う
収納方法に迷う衣類ごとに収納方法を変える

最初は、特にかさばっている服を1種類だけ見直してみてください。

残す服1着あたりの無駄な厚みや隙間を減らすことが、省スペース収納の基本です。

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